仲間と先輩
私は学生時代から長年バレーボールの選手や競技の運営をしておりました。
そこで自分でも体験し見聞きした、身体の痛みに悩み苦しまれている多くの方々のために、「マッサージの治療資格を得よう」と、高校時代より進路のひとつとして予定しておりました。東京の大学に進み、卒業後は地元長岡で、もう一つの選択肢であった教員として17年間勤務。聾教育・運動力学などを教えておりました。
そして、高校時代に考えた進路のマッサージの資格を得ようと考えた際、受験のために通っていた学校の紹介でこの長生学園を知りました。ただ資格を得るだけではなく、特に病む人の心に寄り添い治療を行うという長生医学の精神療法に惹かれ、本格的に学びたいと考えて入学を決意したのです。
専門基礎科目、実技授業など多彩な科目を計画的に学ぶだけでなく、学生同志で、長生医学を学ぶ「研人会」にも参加。研人会では、週1回先輩方に基礎技術を繰り返えし教えていただいたり、試験のための準備や方法も具体的に教えていただけるなど、学年を超えた幅広い交流の場として大変お世話になっております。
新卒の方、勤務されながら通う方など様々な年齢・経歴の皆様と一緒に、専門的な知識や技術、実践力を学び、将来は自分の治療に対する説明責任を果たせる医療人になりたいと願っております。
以前、コンサルティング会社に勤務しておりました私は、いつしかストレスにより体調を崩して休養することになってしまいました。
その頃、ちょうどバスケットボールをやっていた高校時代からお世話になっていた方が主催するトレーナー講座に参加。そこで学ぶうちに、将来は身体をケアする仕事に就きたいと考えるようになりました。さらに大学のOB会に出席した時に、医師や薬剤師の方々が所属する医療会の話題になり、医療業界のさまざまなお話をお伺いし、身体をケアする仕事の中でも、医療としてマッサージを行う国家資格取得を考えるようになったのです。
保険も使えて経済的であることで患者さんの間口も広くなるし、手技による治療は医療器具を使わないので、たとえ戦争があっても知識と技術さえあれば行えるということもあります。
世界平和を考える有志のクリスチャンの募金によって創設され、思想の偏りをなくし戦争をなくすという私の出身大学のコンセプトと、長生学園の浄土真宗の教え。全く違う宗教でありながら根本は一緒ですし、医療には敬虔な気持ちがなければいけないと思い入学しました。この学園では医療技術はもちろん、信仰心をもって肉体だけでなく精神をも救うという、医療に対する哲学や心構えを教えていただいていると実感しております。
将来は、湯治や農業も行えるような自然豊かな所で、開業できることを目標に頑張っています。
私がこちらの長生学園に入学を決めたきっかけは、人間的にも仕事の面でもとても尊敬できる父がこの長生学園の出身で地元秋田県大仙市で開業しており、その家業を継ぎたいという強い思いがあったからです。
その父が入学したのは、いとこが長生学園の出身で、「東京にこういう素晴らしい専門学校がある」と聞いたのが入学の動機だったそうです。
長生学園の生徒には、教授よりも年齢が上の方等、人生の先輩がたくさんいてアドバイスもしてくださるので、それが知識や技術と同じように自分自身の成長にもつながると思っています。
「研人会」に参加し、学年の枠を超えての交流も盛んに行っています。厳しい国家試験に向けても、まずは現在教えてもらっている内容をきちんと理解し、試験の時期が近付いてから間に合わないと言うことがないように頑張っています。卒業後は治療の現場で修行をさせていただいて、経験を積んで、最終的には開業を目指しています。
これから長生学園を目指す方には、長生の教えを主体性を持って学び、さらに先生方、先輩方のいろいろな話を聞き流さず、しっかりと受け止めることが大事ではないかと思います。確かに勉強はすこく大変なのですが、自分の心掛け次第です。
しっかりと頑張ればよりよい結果がついていきますので、頑張って欲しいと思います。
私達は、父が長生学園出身で山形で治療院を開業しているということから、それぞれ高校を卒業後に入学いたしました。
もちろん、それだけが理由ではなく、ふたりとも、いつも楽しそうに仕事をしていた父を見て育ったからなんです。その父は、高校生の時にスポーツなどで身体を痛めてしまい、薬や医療器具などに頼らず手によるマッサージによって改善することはできないのかと考え、いろいろ調べて長生学園に行き着き学びに行ったそうです。
父の治療院では、病院に行ってレントゲンでも写らない痛みを抱える患者さんが、薬ではなく父のマッサージで良くなって帰る時の嬉しそうな表情からも、その効果のほどが分かりました。そんな患者さんと父の笑いにあふれたやりとりが日常にある環境でしたので、私達も常に父を心から尊敬し、誇りに思って生活し、将来の目標と考えることも自然でした。
長生学園では、さまざまな経歴、年齢の方が学んでいますが、一緒に国家資格に受かろうと助け合っています。前職が看護師の方、マッサージの仕事をしていた方など…、授業でわからなかったことも教えてもらえますし、可愛がってくださいます。
長生学園の教えは当然ですが、ここに来なかったら知り合わなかった方々とのふれあい、物事を多角的に見られること。それも私達のような高校卒業後すぐに来た者にとって魅力的だと思います。
私が長生医学を学ぶ切っ掛けになったのは、長野にいた小学校5年生の頃。お寺のお坊さんか養護の教師のような職業になりたいと思っていたのですが、脊柱側わん症という、背骨が左右にゆがんだ状態になる病気に罹ったことからです。東京にいた父の従兄弟の紹介で長生純宏先生に出会い、医者に見放される程の状態がかなり良くなりました。2度死ぬ目にあうほどの状態までいった私は、入院・手術のブランクを経て会計事務所の仕事をしていました。ですが、やはり自分も体験したように、病んで苦しむ患者さんを、なんとかして救いたい気持ちは抑えられず、純宏先生のお弟子さんの教えを受けて、開業に至り、40年経ちました。
長生と言うのは、西洋医学と東洋医学の良い所をミックスした感じで、国家試験を通る知識やテクニックはもちろん必要だけれども、患者さんの心のケアを第一に考えなくていけないと思います。私の息子も孫も長生に学び、息子は自宅で治療院を開き、孫は3月に卒業です。
私は子供達に、自分の進路は自分で決めなさいと言っただけで勧めたわけでもないのに、孫などは中学3年ですでに長生しかないと決めていたそうです。表からみる長生の素晴らしさはもちろんですが、中に入ってみてはじめて、一所懸命治させていただくという気持ちの大事さに気付くと思います。そして迷える人がすがる「一本の藁になれ」と。常に己を顧み、決して奢らず基本を大切に。長生を信じ、長生を愛し、親子3代。長生の心に生かされて、此の道一筋に歩んでおります。
私は四国から勉強のために親子3人で上京して、学園から歩いて2分程の所に住んでいます。
その昔、手の神経を切る大怪我をしてしまって、リハビリのために長生出身の妻の父の治療院に通っていまして、この時、触診だけで当時の持病をぴったりあてられて、びっくりしました。そして、脊椎=首からきているんだよと教えられ、自然治癒力を高めるための療術を施していただき、かなりよくなりました。
その先生の娘が今の私の妻で、やはり長生出身で4年前に卒業したのです。子供が生まれても学園長自ら子育ての相談に乗ってくださったり、技術を身につけさせていただけるのでとても…。もちろん、それらは学園のメソッドにあるわけではないのですが。
日々の生活の中で気になる所があった場合にも、学園長をはじめ各先生方が気軽に教えてくださいます。「人を治す以上、自分も健康で無くてはならない」と、おっしゃられて、息子の顔を見るたびに優しい声をかけて頂き、赤ちゃんのための施術を教えてくれたりとお忙しい中毎週治療して頂いて、とても感謝をしています。
大好きな馬と人間の長生療術をさせて頂いております。長生との出会いは、千葉県の牧場に勤務していた頃、腰痛を患いどんな治療をしても一向に良くならず、千葉県の故矢野幸夫先生を紹介して頂き一回の治療で治して頂きました。こんな素晴らしい治療法があることを初めて知り、感動と喜びで一杯でした。
また先生は、馬の整体をされていて、私の実家が牧場をしていることもあり、「馬の整体をやってみないか」といわれ、指圧にも興味があったのですぐ返事をして、長生学園に入学。そして長生医院で四年間勉強させて頂きました。長生医院卒業後、矢野先生の所で馬の整体を一年間勉強させて頂きました。
始めての馬の治療は、とまどいと不安の中で大変でしたが、いちばん嬉しかったことは、足が悪くまっすぐ歩けなかったのが治療してまっすぐ歩けるようになり三勝の成績を上げたことでした。馬も人間と特に違う点もなく脊椎のゆがみを直せば、人間と同様、健康になれるということを勉強させて頂きました。
そして今まで治療した馬の中には、ニホンピロウイナーやサクラユタカオー等日本競馬史上に残る名馬を長生療術で回復させる事ができました。最近は、北海道の牧場にも故障馬や体調維持の為の治療に努めさせていただいております。また、長生学園や医学会で出来た友人が全国にたくさんいるので、仕事や遊びで行った時に治療してもらえるので、とても助かっています。
私は長生学園を卒業後、『感動を生むスポーツの世界で働きたい』という思いが強くなり、トレーナーの人材派遣を営むアックスに入社しました。最初の2年間は、千葉ロッテのファーム担当トレーナーを務め、その後3年間は、福岡ブルックスのトレーナーを務めました。その後に福山市にて開業しました。開業して思うことは、患者さんにきちんと説明してあげることが大切だということです。体の状態がどうなっているか、どの位で治るのか、どのようにして治療していくか、家で注意することなど、適確な指導が患者さんを楽にしてあげられると思います。
長生学園では、幅広い範囲の知識を学びました。腰椎ヘルニア、先天性股関節脱臼、変形性膝関節症、メニエール症侯群、顔面神経麻痺などたくさんの疾病を見ることができました。スポーツトレーナーをやっていた時は、腱板炎、野球肘、半月板損傷、肉離れ、捻挫などさまざまなスポーツ障害を見ることが出来ました。患者さんに説明する時に、これらの経験がとても役に立っています。これからももっといろいろな経験を積んで、悩んでいる患者さんの手助けが出来るように頑張りたいと思います。
現代医学が急速に進歩する中、3年間の学習だけでは、長生医学のすべてを習得することは容易ではありません。また、現在活躍している医療従事者も、人の身体を預かる仕事だけに、常に研究を続けていく姿勢が重要となります。
これらの状況を踏まえ、創始者である長生上人の遺志を受け継いだ方々を母体に結成されたのが、「日本長生医学会」です。全国各地に4連合会・24支部のネットワークが広がり、交流会や研修会で会員同士の親睦を深めながら、研鑽を積んでいます。
4月と11月に開催される全国集会では、当学園の卒業生が津々浦々から集まって、治療に関する体験談や研究成果を発表。学会全体の質的向上を図りつつ、臨床的治療効果の実績をさらに重ねています。
そして、卒業生一人一人が長生医学の創立者・長生上人の精神を受け継ぎ、健康を願う豊かな社会づくりに貢献してもらいたいと願っています。
