教育内容
第1学年
「医療」に携わっていくには、さまざまな場面に対応できる幅広い技術や知識、そして総合的な判断力を養うことが重要です。そのために、解剖学や生理学などの専門基礎科目を徹底的に学習。実技面でも、基本テクニックを反復練習し、確実な技術を習得するように指導しています。
第2学年
1年次で学習した基礎知識をさらに深めると共に、東洋医学概論など、実技に呼応した専門科目を重点的に学習します。
また、実技授業では、病気の原因や治療ポイント、基礎技術の応用を中心に臨床的な知識を把握し3年次の実習にスムーズに取り組めるようにします。
第3学年
東洋医学臨床、リハビリテーション医学など、更に2年間で得た技術と知識を生かして、治療の現場で対応できる力を養うと共に、霊肉救済の精神のもとに愛のある治療師の育成をめざし、さらに国家試験及び卒業後の実践治療に照準を合わせた、中身の濃い授業を行います。
国家試験
当学園を卒業されると、あん摩・マッサージ・指圧師国家試験の受験資格を取得することができます。
平成2年度より実施されている国家試験には毎年100%に近い合格率を達成しています。
あん摩・マッサージ・指圧師になるには登竜門とされている資格試験ですが、受験前からの国家試験対策や、クラスメイトとの勉強会などにより、パーフェクトにフォローアップされています。
とかく受験前ともなると精神的にナーバスになりがちですが、気軽に担任または各教科の先生からのアドバイスも受けられます。
数千年の歴史があるといわれる手技治療は世界的にも注目され、医学的・科学的な見地から治療効果の究明も進んで参りました。
この仕事は病院・治療院にとどまらず、在宅医療・介護福祉・ボランティア等、将来的にも幅広く医療の現場での活躍が求められています。
本学園では、衛生学・解剖学・生理学など基礎医学を踏まえ西洋医学の分野から、病気で苦しむ多くの人のために、何が必要なのかを想定しながら授業を進めております。
そのために各分野の三先端で活躍されている専門家の先生方から、直接ご指導頂いております。今日、実践医療のげんばで何がおこなわれているのか?そのためにどのような研究がされているのか?
臨床例・治療法・生活指導など、この時点ですでに教科書に書かれていること以外の内容などについても熱意あふれる先生方の惜しみない指導が行われています。
その授業はきっと皆さんの意欲をかき立てることでしょう。医学上の様々な知識を理解した上で、さらに今後の医療の方向性を示唆し、よりよい進展がなされていくのだと信じます。
衛生学
- 日々変わりゆく地球環境の変化が及ぼす生物への影響を自然科学、社会学などあらゆる分野から分析し、遺伝・感染症・環境・社会的要因などが、生物にどのような影響を及ぼすかを究明するのが衛生学です。
本学園では、エイズやその他の感染症、倍分泌攪乱物質、ヒ素等各種中毒の現状等を科学(化学)的に整理しえ、私たちすべての人間が肉体的・精神的・社会的に健康を維持し、病気の予防・治療につとめるための方法を考えていきます。
解剖学
- 自分自身の体について、その内部構造の知識は漠然としていることが多いものです。
人体はさまざまな器官や組織が組み合わさったすばらしい世界です。解剖学は、このような体内を一つ一つ訪ねてみる科目で、生理学と並んで医学知識の原点となります。
人体は精密で調和のとれている一方で病気や死といった調和の破綻があることも、また事実です。解剖学では、人体の形態・機能を学ぶとともに、病態等についての基礎知識も習得していきます。
生理学
- 私たちの体には、およそ75兆個の細胞がおたがい仲良く連絡し合って、生命・固体を維持しています。これらの細胞の機能や身体に特有な様々な現象を自然科学的に究明する学問が生理学で、医学の中でも最も基本的で重要な学問です。
本学園では、運動生理学はもとより最先端の生理学も習得します。
リハビリテーション医学
- リハビリテーション医学とは、病気や事故などによって何らかの障害を残した人たちが、できるだけ快適な生活がおくれるように援助する事によって、「人間らしくいきる権利の復活」を図るかるという大切な科目です。
本学園では、リハビリテーション医学の概略をはじめ、障害の評価(診断)方法、治療方、さらにリハビリテーション医学の基礎となる運動を学びます。心身両面から治療を行うリハビリテーションは、野菜意心と豊かな人間性が必要であり、在宅医療・老人福祉などこれからの高齢化社会ならびに生活の質(QOL)を高めるためにも、そのニーズはますます高まっています。
臨床実習
- 臨床実習は、教員の指導のもと、実際に患者を診察・治療し、医療専門職としての必要な患者を思いやる態度・習慣を身につけること。問題点を分析し、安全かつ適切な技術を身につけること。さらに、実際に患者との良好なコミュニケーションがとれる能力や視診・触診などの診療技能を身につけることを目的としています。
「問題点はどこにあるのか」、「学習したが何が足りないのか」、学生の考える力を指導教員が的確にフォローし学習意欲を高めます。
基礎分野
| 教育内容 | 単位数 | 教育の目標 |
|---|---|---|
| 基礎分野 合計 | 14 | |
| 科学的思考の基盤 人間と生活 |
14 | 科学的・理論的思考力を育て、人間性を高め、自由で主体的な判断力を培う内容とする。生命倫理、人権とその尊厳についても幅広く理解できるようにする。国際化及び情報化社会に対応できる能力を養う。 |
専門基礎分野
| 教育内容 | 単位数 | 教育の目標 |
|---|---|---|
| 専門基礎分野 合計 | 27 | |
| 人体の構造と機能 | 13 | 人体の構造と機能及び心身の発達を系統立てて理解できる能力を養う。 |
| 疾病の成り立ちと その予防及び 回復の促進 |
12 | 健康及び疾病について、その成り立ちと予防 及び回復過程に関する知識を修得し、疾病についての理解力、観察力及び判断力を養う。 |
| 保健医療福祉と あん摩マッサージ 指圧 |
2 | 保健医療福祉制度の中におけるあん摩マッサージ指圧師の位置付けや職業倫理について学ぶ。 |
専門分野
| 教育内容 | 単位数 | 教育の目標 |
|---|---|---|
| 専門分野 合計 | 36 | |
| 基礎あん摩 マッサージ 指圧学 |
6 | 「あん摩マッサージ指圧」施術の枠組みと理論を理解し、系統的な「あん摩マッサージ指圧」施術を行うことのできる基礎的能力を養う。 |
| 臨床あん摩 マッサージ 指圧学 |
8 | 「あん摩マッサージ指圧」施術に必要な知識と技術を修得し、問題解決能力を養う。 |
| 社会あん摩 マッサージ 指圧学 |
2 | 現代社会における現状と課題を踏まえ、あん摩マッサージ指圧師の果たすべき役割について学び、「あん摩マッサージ指圧」に関しての社会的ニーズの多様化に対応できる能力を養う。 |
| 実習 (臨床実習を含む) |
10 | 社会的ニーズの多様化に対応した観察力、分析力を養い、適切な施術ができる能力を修得する。 |
| 総合領域 | 10 | あん摩マッサージ指圧は、伝統医療として経験が重視される施術であり、あん摩マッサージ指圧学、医学及び人間教育等の学習が総合されて充実したものとなるよう教授する。 長生学園の特色を発揮した教育を展開することによって、生涯を通じて地域や広く社会の期待に応えることができる能力を養う。 |
